投げられたイスとサイコロ
投げられたイス
大学生3年生のとき、とある広告代理店で2ヵ月間のインターンをしていたことがありました。
僕はケータイと名刺とパソコンを手渡され、営業部に配属。
てっきりクールな仕事ができるとばかり思っていました。
ところが実際は、中卒あがりで体育会系の上司。
もちろん人間性と学歴は関係ないのだろうけど、当時の僕は社会というものをよく知らず、斜に構えているところがあったわけです。
(今はどうなのか?と聞かれたら弁解の余地はないのですがw)
案の定というべきか、日に日に、フラストレーションがたまっていき、ついに沸点を迎えます。
「あなたの下では働けません」と率直に告げました。
そして、僕はオフィスの中で、イスをぶん投げられることになったのですw
今となっては語り草ですが、当時は深刻な問題でした。
一緒に毎日仕事をする上司との相性は、仕事をしていく上での生命線だからです。
投げられた賽(サイコロ)
基本的に、会社に入るまではどんな上司に当たるかは分かりません。
尊敬できる上司かもしれないし、ソリの合わない人かもしれない。
会社に入って上司や同僚と馴染めず、人間関係が原因で退職してしまう人はたくさんいます。
最悪の場合、病気やトラウマに陥るケースもあります。
解決策としては、お互いに分かり合う努力と話し合いを行っていくか、あきらめて割り切ってしまうかだと思います。
うつになるほどの事態であれば、人事に掛け合うか、転職するか、心療内科に行くことをオススメします。
上司とバトルしよう!
バトルには、2種類あります。
やって悪いバトルと、やって良いバトルです。
悪いバトルとは、大学生の僕みたいな感情をぶつけあう子ども同士のケンカです。
一方で、良いバトルもあります。
それは、仕事の内容をめぐる活発な議論のことです。
感情的になったり、失礼な言い方は極力ないように気をつけなければなりませんが、仕事の方針や方法については思いきり議論すべきだと思います。
相手の意見を尊重し、かつ、自分の気持ちもきちんと伝える。
このコミュニケーションスキルを「アサーション」と言います。
みなさんも機会があれば、仕事の内容についての議論(良いバトル)を積極的に行ってみてください☆
要は、バトルすること自体が悪いことなのではなく、バトルする中身の問題だと思います(^^)