おざろぐ

東北から教育とか趣味とかをつづる小澤慎太郎のブログ

僕がデンマークに飛んだ理由~デンマーク視察報告①~

デンマーク視察に行ってきました!

最近は年度変わりでバタバタしており、ブログをしばらく更新していませんでした(言い訳w)。今から約1ヵ月前のことになりますが、教育先進国といわれているデンマークに視察に行ってきました。幼稚園、小中高校、障害者施設、大人の学校、その他民間団体など10ヵ所程を訪問させて頂きました。

やはり噂に聞いていたように、素晴らしかったところがデンマークにはたくさんありました。またその一方で、もやもやっとした点もいくつかありました。今回から10回くらいに分けて、レポートをしたいと思います。

 

フリースクールを設立することの意味

僕は今、石巻ニート・ひきこもり支援をしていますが、何百人ものいろいろな子ども・若者の相談に乗っていると、小学校や中学校から不登校になる(公教育になじめない)ということがひきこもりの1つのきっかけになっているのではないか?という疑問が浮かび上がってきました。そこで、対症療法だけではなく、未然防止も同時に行っていく必要もあると思い始めたわけです。そういうわけで僕は、「石巻フリースクール」を設立することを決意しました。

 

ひきこもりを生み出してしまう日本の教育は教育ではないと思った

僕は「教育」とは「将来自立して社会で生きていける力を養うこと」と位置づけています。社会は刻一刻と変化をしており、僕らを取り巻く環境も変化していますので、そのような中で、生きる力も生き方も当然変わってくるものです。だとするならば、もちろん教育も変わってくるはず。でもなぜ日本の公教育はさほど変わっていないのか。ここに大きな疑問を感じています。だから、日本の教育を民間の立場から変えていきたい。これが僕の今の想いです。

 

日本の公教育は素晴らしい!

矛盾に聞こえるかもしれませんが、僕は日本の公教育はとても素晴らしいと思いました。それは「すべての人にとって」ではなく、「僕にとって」という制限付きです。僕にとってはとても素晴らしいシステムだった。なぜなら、僕は子どものころから好奇心が旺盛で、勉強が大好きだったからです。だから知識伝達型の日本教育がすごく肌に合っていました。しかも、高校生のときは宇宙物理の研究者を目指していたし、早稲田の理工学部に進学したので、小中高に学んだことが活かされていました。そのような意味で、僕のような人間には今の日本教育は素晴らしいと思います。これは決して僕が頭がいいとか凄いということではなくて、タイプの問題です。世の中にはスポーツができる人もいれば、絵を描くのが上手な人もいる。同じように僕みたいに知的好奇心が強いという人間も少なからずいます。興味や特徴が人それぞれ異なるというだけの話であって、「勉強できる=すごい人」という図式は僕は嫌いです。しかし社会常識的には未だに「学歴(偏差値)というモノサシ」で僕らは測られる傾向があるのでそのようなイメージになってしまいます。

つまり、もともと勉強が好きで、将来は頭脳労働の仕事に就く人に限っては日本の知識教育はまだある程度は有効なのではないかと思っているわけです(ただしそれでも従来のやり方は時代遅れにはなってきていると感じています)。

 

そしてデンマークに・・・

それで、日本には様々な子どもたちがいるわけでして、みんながみんな勉強が好きとは限りませんし、勉強以外のステキな才能を持っている子どもたちもたくさんいます。そういう子どもたちに画一的な授業をすることはおかしいと思います。ではどうすればよいかというと、まず方法は2つ考えています。

①一つは、学校教育の中身や方法を変える。(好奇心や主体性、アウトプットの仕方など)

②もう一つは、民間の学校を選べるという選択肢を増やすことです。

僕は民間NPOの立場から、日本における教育の選択肢を増やしたい、教育の自由化を推し進めたいと思い、教育先進国であるデンマークを選びました。

教育の自由化(制度や国民の意識等)については素晴らしいと思いましたので、そのことについてもブログで報告していきたいと思います(^^)